夏夜色、哀の空
"あと少し、夜が明けていく 終わらないでいて どうか"
【歌詞】
夜に手を伸ばしてみては また日々を描く
君に届かないこの歌も いつかどこかで
嗚呼
独り孤独を謳うような 陰を見た背中
優しい言葉で傷つけた 何も知らないのに
何処か遠くに行きたくて 世界を嫌った
目には視えないはずの何か いつか流した涙
居なくなれ、輝く月よ 消えない夕暮れでいい
居なくなれ、群青の色 遠い夏の向こうまで
迄
風になびくは風見鶏 昨日死んだ街
幸せそうに笑い合う 笑顔で押し殺す
そんな心を傷つけて 何を見ようと云うの
あの日、あの時に壊れたと 記憶も殺して
居なくなれ、瞬く星よ 夜は暗闇のもの
居なくなれ、露草の色 遠く夏を見た空
消えていく、願ったモノはこんな色してたっけ?
懐かしい声が聴こえた
遠い夏の向こう
居なくなる、空に消えていく それでも手を伸ばした
あと少し、夜が明けていく 終わらないでいて
どうか
どうか
【コメント】
mAkinaさんとの合作シリーズであるところのmAkina'amの二曲目。夢破れたその先の歌。