甘ノ弱

"裸足のままで堕ちていきたいの"

 

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【歌詞】

いつでも近くに感じたけど
二人の想いは、終わったんだよ
忘れてしまえば楽になると
少しづつキミを消していった

どうしてなんだろう、キミを見ていると
胸が痛いよ、どうしようもないよ
どうしてなんだろう、忘れたはずなのに
あの日のことは遠い過去なのに


あんなに愛したあの時間は
今では重いわ、終わったのよ
忘れてしまえば楽になるの
それでもアタシは溺れてたの

どうしてなんだろう、キミに堕ちていく
アタシはきっと弱虫なんでしょ
どうしてなんだろう、胸が苦しいの
あの日のことは今も覚えてる

「「傷つけあったあの日のこと」」

甘さに溺れて逃げ続けていた
塩辛いのは嫌いだったから
裸足のままで堕ちていきたいの
消えてしまってもまだ欲しいんだよ

 

【コメント】

一時期めちゃくちゃハマっていた手法として、曲の1番と2番とで人称の始点を変える、というものがあります。これはDECO*27氏の某曲と某曲の歌詞を拡大自己解釈して落とし込んだものです。

Lunchtime Happiness

"シアワセ チャージしよう 笑顔で"

 

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【歌詞】

ポツリポツリ朝から雨
今日は少し ブルーな気分だった
何気なく手に取ったリモコン
画面向けボタン押した

いろんなことがあるけれど
今だけ忘れて
今始まるひと時が
素敵になりますように

お昼ご飯は何にしよう
ランチタイムは憩いの時
もしも午後から晴れるなら
お洒落をして出かけよう
跳ねるリズム 鼻歌乗せ
気付けばほら 雨も止んで
気持ちも晴れやかで
あっという間にもうこんな時間
make a happy day

雨上がりきらめく水滴も
優しい風も 心色づかせる
改札抜けたら広がる世界 私を呼んでいる

午後はまだまだこれからだし
ショーウインドウは華やかだし
お気にの靴もスカートも
ばっちり カワイイから
跳ねるリズム 飛沫上げて
空に架かった虹を見上げ
いつもは入らないあのお店
今日は冷やかしちゃおう なんてね

少し疲れちゃったら
お洒落なカフェで休憩
ダイエットは今日だけお休み
甘いものが食べたい

楽しいときはあっという間
気付けばほらオレンジ色
明日もきっと晴れるよね
シアワセ チャージしよう 笑顔で
揺れる窓から 色づく街
また来週も出かけようかな
知らない私にまた出会いたい
そんな気持ちいっぱい抱きしめて
さぁ、また明日も
make a happy day

 

【コメント】

明るい人格の方が書いた歌詞です。ソニオルさんへ提供したものになります。雨上がりの街に買い物に出かけて楽しく幸せな感じをイメージしています。

Ruined Sanctuary

"いつかはきっと 必ずきっと"

 

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【歌詞】

瞳閉じて 今 黒に染まる
真実だけが闇を照らす
終わる世界に祈る
鐘の音が鳴るこの場所で

鳥籠の中響く 言葉なき唄
ヒトは空見上げ 星に手を伸ばす
強く握りしめて壊さない様に
そこにあるものを見失わぬ様に

いつか夢を見たあの時から
僕ら何を想い 何に縋る

僕らはまた ほら 未来を願い
意味もないままただ走る
答えなんてないのに 意思の刃で傷をつける

辿り着く先があるなら
いつかはきっと 必ずきっと

そうやって
奪いあう希望 消えてゆく命
ヒトは弱いから 過去に手を伸ばす
「名前もない怪物」「闘争の歴史」
そこにあるはずの未来は潰えた

いつか終わりが訪れるから
僕ら手を取り合い 永久に眠る

僕らはまた ほら 互いを嫌い
意味を失くしてただ走る
奪い、傷をつけ合う 椅子を求めて牙を研ぐ

いつか夢を見たあの時から
僕ら何を想い 何を望む

瞳閉じ
呼吸止めて 今 未来に祈る
意味は無くてもひた走る
答えなんてないから 分かり合う日が来る様に

辿り着く先はあるから
いつかはきっと 必ずきっと

 

【コメント】

Sanctuaryっていう単語がタイトルに入っている曲(とその他いくつかの曲)は同じ世界観を共有したシリーズものです。ちなみに、世界は滅んでいます。

居ない

"キミは何処にもいない"

 

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【歌詞】

いつか別れが来ることも知っていたよ でも悲しくて
優しいけど厳しくて 辛いこともたくさん教えてくれた

ふたりで 時を過ごし
ふたりで 笑いあった
ふたりで 喧嘩もした
ふたりは もう会えないの?

キミと出会えたあの日のこと
キミが好きだって分かったこと
思い出して今日も泣いている
キミは何処にもいない

いつまでも一緒だと 思いたくて仕方なかった
運命のいたずらに引き裂かれたふたり
もう戻れない

咳をしても キミはいない
電話しても キミはいない
泣いてみても キミはいない
会いたくても キミはいないよ

キミと出会えたあの日のこと
キミが好きだって分かったこと
思い出して明日も泣くでしょう
キミは何処にもいない

 

【コメント】

大学時代お世話になった中華料理屋さんが閉店してしまった悲しみの歌です。そのお店は激辛の料理がウリだったんですが、この歌の辛い(つらい)は辛い(からい)にかかっていたりいなかったり。

Letterect

"言葉はたった一人で戦っていた"

 

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【歌詞】

暗転した意識、脳裏にちらつくジオラマ
正義を奪い合って 傷をつけ合ったんだ
相克のまにまに 消えてしまえば楽になれた
力も持たぬままに戦っていた

何もかも忘れていく
終末(おわり)など来ないのだろう
明日に想い乗せて
誓い込めた指に何を望む?

唸れ、正弦波 この身裂き
サイハテを見据え
世界の全てを今、壊し尽くせ
たとえ炎天下 眩むとも
サイハテに踊れ
いつか再び出会えたなら どうか嗤ってくれ

混迷した時は 既に歌うことを止めた
止められはしなかった 僕は弱かったんだ
肯定感欲して 指がなぞった文字が滲む
言葉はたった一人で戦っていた

遠ざかる未来を捨て
壊れ往く今を選んだ
どうか忘れないで
ココロ叩く音が 重く響く

繋げ、静電場 闇を裂き
サイハテに唄え
世界の全てを今、照らし尽くせ
たとえ諦念が過るとも
サイハテは零れ
いつか夢見たキミの姿 融けて消え逝くまで


やがて永遠は朽ち果てて 曖昧に進む
壊れてしまわぬように そっと包む
穿て、正電荷 光差す世界を目指して
ココロの思うがまま 進み続け
たとえ炎天下 眩むとも
サイハテは遠く
いつか夢見たキミの姿 融けて消え逝くなら
いつかは見つけるから
今は見えなくても

 

【コメント】

 タイトルはLetterと接尾辞-rectを組み合わせた造語です。言葉は誰の所有物にもなれないよね、って感じ。

煌々夜

"藍の色が滲んでいる"

 

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【歌詞】

いつからか忘れていた
綺麗な星の形

彷徨った先に見えた
汚い心模様
透明な言葉からは
綺麗言覗いていた

朝は来ない 知っていたさ
それでもまだ踏みしめていた
アスファルトに浮かぶ影は
輪郭すら見えない

未完成な僕らだから
生きていることが全て
浮かんでは消えていった
思い出 かき集めた

怖かった 逃げたかった
陽の当たる場所を背にし

朝が来ない空を見上げ
睨みつけた1等星
藍の色が滲んでいる
夜明けを見た
煌々夜

 

【コメント】

ついつい星や空を見上げがち。空と地面の対比は憧憬と現在の対比です。

Sing to the Dream

"何処かに行ってしまっても歌うよ"

 

旧帝大コンピ Real Side Tr.18】

 

(配布ページのリンク切れにつきTwitterのXFD)

 

【歌詞】

本当は気付いていた
終わりの音に
もう少し、あと少し
魔法をかけて

声も凍る様な木枯らしに
諦めてしまう前に

今はこれだけで構わない
少しでもこの心に
何処かに行かないように歌うの

零時(じゅうにじ)の鐘が鳴る
魔法は解ける
目の前に浮かぶのは
いつかの景色

遠く、まだ遠くに手を伸ばす
言葉など要らないから

今はこれだけのユメだけど
いつまでも消えないから
何処かに行ってしまっても歌うよ

 

【コメント】

千尋という なあむ の別名義の曲です。千尋の曲は世界観的に「ユメ」「ナミダ」がキーワードです。これは消えないでと願うユメのウタ。